☆恥をかく人ほど成長する

恥とは心と音を示す耳を合わせて、心の思って顔が赤くなる意、と書いてある。

耳から入ってきた他人の言葉に対して、心が動揺してきまりが悪くなったり、

自分のいたらなさやみにくさに身体が反応して赤面する。
これは大いに結構なことである。
大いに恥をかこう。恥とは「破自」だと思う。自分の心や殻を自分自身で
なかなか破ることは出来ない。だから他人によって自分の心を変えてくれるの
だから、大いに結構じゃないか。恥をかきたくないとか、恥をかかされたと思う
人は、自分の心の成長を止めてしまう「耻」になってしまう。
耻もはじで「はじらう」「はずかしい」と読むように、聞くは一時の恥というよう
に耳で受け止めず、逃げて通れば何度でも赤面するようになる。恥をかかされた
と思うか、良いことを聞いたかの問題だが、ここで成功者と敗北者の違いが
分かる。成功者は聞かせてくれた人のお陰で知ることが出来たと自分に感謝する
が、敗北者は「恥をかかされた」と自分のいたらなさを棚に上げその人を怨む。
人間は自分一人では心の成長は出来ない。「人の振りみて我が身をただす」と
言うように、色々な人と対面することによって心の成長がある。
嫌いな人に対して心の中で「嫌だなあ!」と思えば、同じことが起きる。
その同じこととは、別の場所や別の会場にいても「嫌だ!」に出会う。
これが恥の上塗り再会である。要するに恥から逃げれば恥に追いかけられるのである。