☆雇用とは?
良く兄弟は仲良くしなさいと言われるが、仲が良いのと立場と順序は違い、

お互いが一線を引いて付き合うことが兄弟の仕組みである。

それはお互いが結婚して兄弟の契りを、夫婦として寄り添うことが恩返しである。

だが何か間違っているから色々な禍が起きる。


☆兄が弟を雇用したために妻が貧血になった

長男は自営しているので、離婚した弟【二男】を雇用してから妻が貧血になった。

兄嫁と二男は「前世の母と息子」であり、他人行儀はいいが雇用すれば禍が起きる。

これが罪だと思っている人は、まずないと思う。大部分の人は「兄弟が仲良く仕事が

出来ていいわねぇ!」「うらやましいわね!」「内の子供達にあなた達の爪の垢でも

飲ませてあげたいわねぇ!」と言うだろう。

だがこれが大きな間違いだと言う意味が、次からを読んでもらえば分かってくると思う。


☆離婚した弟を雇用してから兄も離婚

二男は離婚してきたすぐ下の弟三男を雇用した。それから弟を雇用した二男は離婚した。

兄は弟思いで可哀想だからと雇用したが、それからすぐに夫婦喧嘩が起きてしまい、

結局二男夫婦も離婚してしまった。

兄弟は他人行儀が一番いい。これが危うきに近寄らずである。

弟嫁と兄は「前世の父と娘」であり、弟と兄嫁は「前世の母と息子」である。

また弟嫁と兄嫁は「前世の母と娘」であり、前世の娘の存在がないから現世の母の存在が

無くなった。これは魂の原理から見れば兄と弟の魂は「前世の夫婦」になり、魂の浮気である。


☆嫁いだ娘を雇用してから父が脳溢血に

母が自営の経理をしていたが、体の不調で嫁いだ娘に経理を引き渡した。その直後に

社長である父が脳溢血で倒れた。この場合は長男夫婦がいるのに、嫁いだ娘さんを

雇用したからである。父親と長女は同じ魂であり、長男嫁も同じ魂で父親と長男嫁は

「前世の父と娘」だから無視した行為が、結果として病になった。娘が入れば嫁は入れない。

長男の嫁を雇用するなら何も起きないはずである。それを娘を雇用すると言うことは

魂胆があった。他人なら事務だけの仕事をさせるだろうが、娘は実家の家事を手伝わせ

ようと思うだろう。それが公私混同になり出しゃばりだからと魂に訴えかけられた。


☆兄弟は雇用しないこと

※リストラになったすぐ下の弟を自営業の兄が雇用した。その後、長男の家に嫁いでいた

娘が離婚して出戻ってきてしまった。

※この例も全く同じことが起きた家で、長兄は弟【三男】が定年になったので、農作業を

手伝わせた。そのときから妻が腕を骨折し、腰痛で仕事ができなくなった。そればかりでなく、

長男の家に嫁いでいた娘が出戻ってきてしまった。

この例を見てもらえば少しは分かると思う。優しさは人が憂いと書き、偽りとは人の為にと書き、

償いとは人が賞を取ると書く。


☆嫁いだ娘を雇用させないこと

近くの長男の家に嫁いだ長女は、毎日実家に行って家業を手伝っていたが、上の息子は

イジメっ子で、下の息子はイジメられていたが、実家の家業の手伝いをやめ、実家を出て

いた弟夫婦とだけ行き来してから、イジメることもイジメられることもなくなった。

このような家系が多いのも事実である。イジメは親が誰かをイジメているから起きて、それを

訴えかけていることを、気づくための行為である。イジメだけではなく、不倫や離婚、非行や家出、

家庭内暴力や恐喝なども同じ原理がある。

長男嫁と長女は同じ魂で、長女も母親だから息子【長男】と同じ魂になる。だから弟嫁と

イジメっ子の息子さんは「前世の母と息子」になり、息子さんの魂が「僕の前世の母を無視

しないで!」と訴えかけていたことに気がつけば、次から次へと起きないで済んだはず。


☆嫁いだ娘を雇用してから二男が離婚

長男夫婦が転勤族なので、父親は長女婿に近くの土地を分け与え家を建てさせた。

そして長女に自営の事務の仕事と家事を手伝わせた。それから間もなく、二男夫婦は離婚

してしまった。

嫁いだ娘さんを近くに住まわせる親が多い。そのために離婚やイジメや非行問題が後を

たたない。この場合でも長女と二男は同じ魂であり、父親とも同じ魂である。父と長女の罪で、

関係ない二男が罪を背負うとは、誰も思わない人達が多いのが事実である。


☆こことそこの罪があそこに来る

親が二男に自営の仕事を継がせた頃、独り住まいの長男が会社を辞職した。

この場合なかなか信じてもらえない人が多い。それは相手が悪いと思うからである。

親が自分は悪くないと思う心が次から次へと何かが起きる。例えば結婚の縁がない、

子供が出来ない、不治の病になる、遺産相続争いなど等々。それでもまだ気がつかないから、

何代も不幸を背負っている、それはなぜか? 供養問題になるからである。

親に孝行や先祖のお陰と思う心になるからである。


☆二男は父と同じ人生を歩く

自営していた父親と兄の代わりに、倒産寸前の自営を再建し事業繁栄したが、

父親と同じ歳に倒産した。父親は二男で兄夫婦と絶縁し、

事業を繁栄させた二男も兄と絶縁したからである。


☆余分な魂が離婚してきたために非行に走った(定員オーバー)

養子に入った主人と二女は親と自営業を営んでいた。自営業も順調よく、一人娘も誕生し

親子共々幸せに暮らしていたが、ある日突然、姉が離婚して出戻ってきた。

それでも姉妹は仲良く自営の事務をしていた。
しかし一人娘は中学校に入った頃から、非行の仲間に入りシンナーやタバコを吸うようになり、

親子喧嘩が絶えず娘は家出してしまった。それから主人も毎晩のように飲み屋に出かけ夫婦

喧嘩が絶えず離婚寸前であった。

これは離婚してきた姉と二女婿は同じ魂になり、二女婿を父親に置き換えて、父親と娘さんも

同じ魂である。だから離婚してきた姉と、非行に走った娘さんも同じ魂同士になり、幸せに暮ら

していた家族に、余分な人が入ったために同じ魂が出される羽目になった。

それを理解して姉に自営から手を引いてもらい家から出てもらった。

姉が出てから間もなく、家出していた娘さんが帰ってきた。そして主人も毎晩飲みに出掛けなく

なった。これは離婚してきた姉が別れた主人を憎む心が、娘さんに心の引力で非行の仲間を

引き寄せさせてしまった。これは気づきの出会いである。


☆共同の仕事は平等にならず

父親の販売業を二男は兄と一緒に仕事をしていた。そして兄弟が結婚して仲良く仕事をして

いたが、父親が亡くなってから兄嫁と二男は相続争いが起きた。

それでも兄が優しいので仕事を一緒にしていたが、突然二男は亡くなってしまった。

それだけではなく、二男の息子【長男】は親を捨てて出て行ってしまい、

娘は結婚しても子供が授からない。


☆誕生できない仕組み

※三男は嫁いだ姉の処が飲食店を営んでいるので、高校を卒業と同時に板前の修業を

かねて就職した。そして結婚したが子供が出来ない。

※五男は一番上の姉夫婦に高校卒業から使われていて、結婚し妻も一緒に働いているが、

三十年経ってから解雇された。そして子供は出来ない。

誕生とは「我が子は我が先祖なり、我が先祖は我が子なり」「我が子は我が兄弟なり、

我が兄弟は我が子なり」である。これが魂の仕組みである。

先祖や親や兄弟の恩を我が子に返すことが誠の恩返しであり、それが立場と順序であり、

子々孫々する原理である。

姉と妹は毎日のように携帯電話を掛け合っていた。それもお互いの主人の愚痴を言い合っていた。

その結果二人とも離婚してしまった。


☆優しさはあだ

兄【長男】は妻と自営していたが、妻が病気で仕事が出来ないので、妹【長女】を雇った。

しかし妹の息子【長男】は仕事もせずブラブラしている。そればかりでなく自営している兄の娘

【長女】は非行に走っている。

普通これだけでは済まされず、次から次へと不幸が起きる。

それは不治の病、突然死、不倫や離婚、倒産や不渡り等々。


☆どんな場合でも兄を雇用してはいけない

※三男が実家の家業と跡を継ぎ、独身の兄【長男】を雇用していたが、三男は肺ガンで亡くなり、

三男の嫁は主人の兄と折り合いが悪く、預金と亡くなった主人のお位牌を持って家を出てしまった。

※おじいさんは二男で人徳があるからと実家の家業を継ぎ、温厚で優しい兄夫婦を使い繁栄させ

たが、結婚して始めの男の子は産まれてすぐに亡くなり、二男が産まれた。その二男が結婚して、

三人の孫【長男・二男・三男】ができた。一番上の孫は結婚もせず、五十過ぎてもうだつが上がらず、

東の納屋で首を吊って自殺してしまった。

※三男は長兄と喧嘩別れをして自営業を興した。そして死にものぐるいで事業を伸ばし大繁盛に

なった。それからすぐ上の兄が離婚し、実家の兄に使ってもらおうと相談しにいったが断られたと

聞き、兄思いの弟はすぐに兄に電話して雇用した。

月日が三年流れて兄を雇用した三男が「最近どうも体の調子が悪くて!」と訴えた。だが遅かった。

脳梗塞で手足が不自由になり車椅子生活になってしまった。

「我が徳は我が子に返すことが誠の恩返し」で、これは何を意味するかと言えば、自分の徳を誰に

返すかを理解していないから不幸が起きてしまった。  七光りも同じことで我が子に返すことが、

誠の七光りであり、それも長男に返すことが誠の恩返しである。


☆息子の縁談がないと天ノ道と神魂の創造の原理が分かり、泣く泣く妹夫婦を解雇した

妹夫婦を雇用していたが、それが原因で息子が結婚できないと分かり、泣く泣く妹夫婦を解雇した。

それから間もなく息子の結婚の縁が出来た。

実際にこのように兄弟が兄弟姉妹を雇用している人達が多い。だがこれが原因で突然死や

交通事故死、不倫や離婚、非行やギャンブル狂、兄弟喧嘩や夫婦喧嘩や親子喧嘩、結婚の縁が

なかったり子供や孫ができない、借金地獄や倒産、諸々の病気や遺産相続争いなど、様々な事が

起きている。

どんな場合でも兄弟や親戚、従兄弟や甥や姪を雇用してはいけない。

身内の変わりに他人を使うことが、身内に対しての恩返しである。

だが実際には何事かが起きないと実行できない。だから決心させるために不幸が起きるのだが、

それでも兄弟や甥姪を使っているから、次から次へと不幸を背負ってしまっている。


☆遺言の間違い

初代の社長は余命が少ないので子供達を呼び「二代目は長男、三代目は二男に社長を継がせる

ように」と言って亡くなったので、その遺言通りに順調良く事業は繁栄し、

二男に次期社長を渡し、会長職になった長男にも悩みがあった。

それは自分の子供達のことであった。それは娘と息子がそれぞれ結婚してないからである。

そして現社長である二男の子供に後継者の跡を取られるのではないかと言う不安である。

天ノ道を理解した兄は二男に相談してみたところ、始めは反対したが魂の原理が分かり、

兄がもう一度社長に返り咲き、遺言を破棄し一から出直すことにした。それから兄の息子さんが

結婚し社長になれた。そして社長になれた息子さんは意味が分かり、叔父のお陰でと心から

感謝して、ますます会社が繁栄した。

☆嫁いだ娘は雇用せず

長男夫婦が転勤族なので、父親は長女婿に近くの土地を分け与え家を建てさせた。

そして長女に自営の事務の仕事と家事を手伝わせた。

それから間もなく、二男夫婦は離婚してしまった。

嫁いだ娘さんを近くに住まわせる親が多い。そのために離婚やイジメや非行問題が後を経たない。

この場合でも長女と二男は同じ魂であり、父親とも同じ魂である。父と長女の罪で、

関係ない二男が罪を背負うとは、誰も思わない人達が多いが事実である。

☆兄弟で親の事業を継いで結婚の縁がないどころか、姉夫婦が加わったための罪

兄と弟が共に父親の事業を継いでいたが、突然その父親が亡くなってしまったが、兄弟は争いも

起こさず仲良く事業を発展した。だが兄と弟は何度もお見合いをするが、一向に結婚の縁がない。

その兄弟は共に四十過ぎてしまい、とうとうあきらめてしまった。

そこに目を付けたのが姉夫婦である。  姉夫婦には跡取りの息子がいて、何とかその事業の仲間

になり、自分の息子に跡を継がせたかったからである。これは魂胆であるが、弟たちはその話しを

共に承諾したので、まず姉婿がその事業の中に加わり、共同で仕事をし始めた矢先に、上の弟は

脳梗塞で倒れてしまい、車椅子の生活になってしまった。それでも兄弟仲良く事業を発展させて、

姉の息子が事業に加わった。その姉の息子は結婚していたが、息子の嫁は離婚して実家に帰って

しまった。

この場合、まず姉婿が事業に加わったから、同じ魂の長男がその罪を背負ってしまった。

それでも気がつかないから、今度はその同じ魂の息子の嫁が家を出てしまった。