☆「魂のゆくえ」の内容は


素晴らしい講話を説いていた宗教家と、飲んだくれで乱暴な運転をし、

信者を困らせていた送迎バスの運転手の弟子が同時に亡くなり、神様

の前で神妙に座っている二人が顔を見合わせ驚いた。

神様は二人に生前の行いの結果、宗教家には小さな家を与え、送迎

バスの運
転手に御殿を与えた。 それを目の当たりに見た宗教家は、

不合理な審判に対して神様に直訴
した。 

神様は宗教家に魂の原理を悟らせるために、生前信者だった善婆と

悪婆に出会わせた。だがやはり神の世界では善婆が悪婆に化し、悪婆

が善婆に化していた。

それでも気がつかないので、徳があった父親と優しかった母親に会わせた。

しかし父親の姿は生前の晴れやかな姿ではなく、みすぼらしい姿であった。

だがまだ気がつかない宗教家は、五歳で亡くなった可愛い娘さんと再会した。

親の選んでないことの罪で亡くなっても誰も憎しんでいないことを教えられた。

次ぎに出会った神様は魂の神で、神の世界では、全ての魂は一つなのだが、

人間界ではたったの二つの魂で成り立っていて、お互いが共存共栄している

ことを説いた。 その後、時の神、天使ちゃん、観世音菩薩様、天照大御神様

と、次々に出会い、それぞれの神様から、こことそことあそこ、前世と現世と

来世、選ぶこと、変えること、分かること、我が魂は我が魂にあらず、全てが

時の中に存在すること、魂の組み替えと入れ替え、同時進行、心魂、誕生の

意味、御結びの縁、罪事、自分を許すことが御霊祀りと供養、我が子を不幸

にしたいならば、全ての導きに感謝することなどを説かれたが、疑いと反発

を繰り返し、大粒の涙を流したり、空しさと怒りと不安な心をへて納得して、

ついに悟りを開き「私たちは、先祖の魂を受け継ぐ、最も幸せな魂があり、

最も光り輝く神である」と悟りを開くまでの過程を書きました。

一人でも多くの人達に購読いただければ幸いです。