霊現象は悟り!

 

「天ノ道とは」を参照
「不幸にしたいならば」を参照
※神魂の悟悦道修「親孝行とは」を参照

☆亡くなった先祖の写真に念を入れないこと
娘【長女】が登校拒否で学校に行かないと言われたので、お伺いしてみると老婆の霊がいる。親は思い当たらないと言われ、子供本人も霊の気配は無いという。しかし実際に老婆がいる。色々家系を聞いてみると父は長男で母は長女である。何も供養する物は無いという。墓参りも行かない。何故………。
だが娘さんの部屋に入れてもらい、ここに老婆が居る。見渡してみたなら写真が置いてある。その写真は母のおばあさんの写真である。要するに娘さんから見ればひいおばあさんの写真を祀っていたのである。娘さんはなぜだかその写真を見ていると、心が落ち着くというので飾っていると言う。その写真を母の実家(娘さんから見て祖母)に預かってもらい、これから一切どんな写真に向かっても、念を入れないことを約束し、「私の中にいます修成大神様が私を常に幸せに導きます。私の神は私を自由に導いてくれます。なぜならば私は先祖の魂を受け継ぐ、最幸な魂があり、最光な神です」と祈ることを勧めた。それからは何もなく学校に行くようになった。

☆影祀りが禍となり行き場がない霊となった
家の生抜きに行った。西の離れに年老いた老人の霊がいる。その老人は孤独で寂しく存在していた。家族は意味が分かると言う。それはこの家のおじいさんだと言う。
だが何故おじいさんが、孤独にならなければいけないのか分からないと言う。そこで(天ノ道)を教えたところ、おじいさんは三男なのだが、親孝行者で新家に出てから、自分の母親だけを引き取り、亡くなってからも仏壇に母と代々の戒名を祀っていた。だからそれが原因で、おじいさんの行き場がなくなり、霊となって訴えかけている。

☆離婚した姉とだけ行き来すれば霊の餌食になる
長男と結婚した二女は、離婚した姉のところに毎週行っている。しかし二女は霊媒体質で霊現象がひどく、色々なところでお祓いをしてもらったが、一度は良くなるがまた取り憑かれてしまう。
それは実家を継いでいる弟夫婦とは行き来せず、離婚した姉とだけ行き来していたからだと分かり、弟夫婦と行き来をひんぱんにし、姉との行き来を他人行儀にしてもらった。それから霊現象が治まった。離婚した姉婿と二女は「前世の父と娘」である。

☆影祀りは霊を引き寄せる元
★息子がノイローゼになり霊がいるとおびえていて、精神科にかかっているが、一向に良くならないので来て欲しいとのこと。行ってみると確かに霊現象がある。アパートの東北の部屋に寝ている。父は二男で母は三女であり、父の父親の写真と戒名を祀っている。これは影祀りで、供養すればするほど霊を引き寄せてしまう。
二男にとっては兄夫婦が前世の父と母になり、前世の両親を無視してはいけないことを、息子さんが訴えかけた現象がノイローゼである。(天ノ道)を色々と説いてあげたところ、まず写真と戒名は納め、兄夫婦と行き来することが供養だと分かり、実行すると言われた。それから数日後、息子さんの症状が良くなった。
★二男夫婦で夫婦喧嘩が絶えず、、家の中の至る所でラップ現象が起き、霊がいるみたいで恐いから、一度来て欲しいと言われお伺いした。その家の玄関に入った途端に左手がしびれてきた。中に通してもらい床の間の横に仏壇があり、息子さんが二十歳の誕生前に交通事故で亡くなっていると言われた。そして親の写真と戒名も仏壇の中で祀っていると言われる。
親を祀ることは影祀りであり、兄夫婦を無視することになると説いたが、主人は「親の供養をして何故悪い!」と突っぱねられた。主人の兄夫婦とは十数年絶縁したままで、
宗教家に「先祖いない人はないのだから、供養をしないと祟りが起きる」と言われたので、仏壇を買い真剣に供養していたが、息子は交通事故で亡くなってしまった。
色々な例えを出して説いてあげたが、話を聞いてくれずそのまま帰ってきた。その後奥さんが見えられ、結局離婚してしまったとのこと。その後、主人は家を売り払っても借金だらけで、どこに行ったか分からない
★息子さんの部屋でクーラーやテレビが勝手に付いたり消えたりする。他には霊現象やラップ現象のようにパチパチと音がする。母親と父親が居るときには何も起きない。息子さんが一人でいるときに霊現象が起きるから、母親は何となく分かるが父親は信じようとしない。お伺いして玄関を入った途端に、線香の匂いが充満していた。
両親は二男夫婦だが兄夫婦と遺産相続争いをしたために絶縁し、仏壇を買い親と先祖の供養をしているとのこと。
天ノ道を説明して母親は理解したが、父親は理解するどころか追い返されてしまった。それから数年後、母親と三十歳近くなった息子さんが見えられ、父親は半身不随になり、息子さん自身も精神不安定になってしまい、結婚どころではないと言われる。再度父親に会わせていただき、魂の原理を少しずつだが理解できると言われたので、仏壇を納めることにした。その後、霊現象やラップ現象や不快な現象もなくなった。
また父親は縁を切っている兄夫婦に詫びると言われ、会いに行かれたそうで、半身不随の症状が少しずつだが良くなってきた。
★母親と知り合いの人が娘さんを連れてきた。その娘さんは半狂乱になり訳の分からないことを口走っている。母は霊に取り憑かれているから除霊してほしいと言う。
確かに男の人が憑いている。だがすごい威圧があり、息子と二人で除霊しても太刀打ちできない。だが何かが違う。それは一緒に来ている母が霊現象の元であった。
母は再婚していて、娘さんの本当の父である夫を憎んでいることと、母【長女】の母親が亡くなったので、慕って写真を祀ってから、娘さんが半狂乱になり「自分の母親を祀るより私の父親に謝ってよ!」と訴えていた。これは影祀りである。
だから母親に「あなたの心一つでどうにでもなる」と言ったところ、娘さんは男の声で「そうだ! 分かったか!」と、恐い口調で言ったので母は気づいた。
母は泣きながら、今まで苦労した母親に孝行するために、乱暴な夫と憎しみで別れ、娘も別れた夫と同じ気性なので、同じように憎しんでいたことを、娘さんに取り憑いでいる霊に謝り詫びた。
それからすぐに娘さんは正気に戻り「私に何か憑いていたの!」と普通の女の子に戻ったので、改めて娘さんに今までしてきたことを詫びた。そして母親を慕って祀っていた写真を取り外し、これからは墓参りには行かないと心の中で誓い、母親と同じ魂の別れた主人に詫びに行き、娘さんを幸せにすると心で誓った。

☆詫びの姿が霊となって訴えかけている
奥さんは家を追い出された長男嫁であり主人と息子夫婦と細々だが幸せに暮らしているが肺ガンの病に冒されていた。そこに霊がいるというのでお伺いした。確かにいる。だが悲しい姿の霊であり詫びの姿をしているので、天ノ道と魂のゆくえを説明し、家系を聞いてみて追い出した主人の姉だと分かった。しかし奥さんはそんなはずはないと言う。主人の姉達が親孝行をして財産を奪った張本人であり、裕福に暮らしていたからである。
「あなたが肺ガンで苦しんでいるのは、ご主人の姉の詫びの心を知らないからです」と言ったが奥さんは信じない。「お姉さんの晩年をご存じですか?」「知っています」と、家から追い出された主人が言われた。「姉は自分たちが親孝行者として親と一緒に住んで裕福に暮らしていたが息子夫婦に全財産を奪われ、姉婿は糖尿病で左足を切断し亡くなり、姉も養老院に入れられ誰にも看取られずに死んでいた」「それが詫びの姿となって現れたのです」「他の兄弟もそれぞれ不幸な死に方をしたと聞いています」これが詫びであり、生前の詫びを霊の姿となって許して欲しいと奥さんに訴えていたのである。奥さんは泣きながら「私は主人の姉を怨んでいました。今の話を聞いて私の怨みが私自身を病ましていたことが分かりました。主人の実家に行って姉の冥福を祈ります」と言われ病が治ってきた。
神様の世界から人間界に生まれ変わるとき、時を選んで誕生するように神様と誓って生まれ変わった。それも「丁度良い時」を選んで前世の過ちを繰り返さないための再会である。だが人間は前世のことを忘れてしまい、親孝行者と親不孝者に差別で判断するから、亡くなってから霊として訴えかけてくるのである。

☆父を憎み父の弟の形見をもらったから霊に諭された
息子さん【長男】は、結婚と同時に折り合い父親と縁を切って、アパート暮らしをしている。そのアパートに霊が出るというのでおじゃまして、お祓いを終えて男性がいる。息子さんは「叔父さんだ!」と言う。その叔父さんは父親のすぐ下の弟で、仲良く家族ぐるみの付き合いをしていたが、最近急に亡くなったので、叔父さんの形見だからと色々な物をもらったと言う。それが叔父さんの霊を引き寄せる原因になってしまった。
それならその叔父さんのものは、全て処分した方が良いと言ったが、良い返事が返ってこなかったのでそのまま帰ってきた。数日後また来てほしいと言われたので、お伺いしてみたところ、今度は前よりもっとひどく取り憑かれている。
息子さんは仕方なく納得し、渋々色々なものを処分することに承諾した。それから普通の状態になった。

☆二代にわたって、親に孝行が霊を引き寄せている
息子が何かに取り憑かれたようになり、部屋の壁や襖を打ち破ったり、色々な家具や物を壊して手に負えないので、来てほしいと言われたのでお伺いした。だがなかなか会おうとしてくれない。だが何度もお伺いしている内に、親しみが出たのか会ってくれた。
会ってみると確かにおかしい。霊現象のように、眼の中にまた眼があるように無気味な症状である。御加持で九字を切ろうとすると、すごい威圧ではねのける。
母親に家系を聞き納得できた。それは母親自身の心が原因だった。母親は先妻が亡くなり、後妻に入った人の娘さん【二女】で、実家は先妻さんの兄【長男】が家を継いでいるが、実の母【後妻】が、兄夫婦と折り合いが悪いので連れだして、親孝行をしているとのこと。また後妻は先妻さんの墓参りを娘【二女】に送ってもらい行っている。
また後妻さん本人の実家は、腹違いの姉【先妻の子】が継いでいるから二女になる。だから二代にわたって二女である。二代にわたって出しゃばりの親孝行をしていたので、息子さんが親切の間違いを訴えかけていた。
親切とは「親が切る」「親を切る」と見え、何かを気づくことが出来る。その意味が分かり、後妻が先妻さんの墓参りをしていけない、と言うことと、娘とも他人行儀にしてもらい、実家に来るときは「兄夫婦がいるからおじゃまします」の意味が分かり、実行してもらってから霊現象が治まった。